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ナニワおやじの逆さ海月♨

東京タワー

 連休2日目は本を読んだ。嫁がうるうる読み終えた「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
 私は意外にうるうるはしなかったけども、色々とぐるぐる思うことはあった。昭和6年生まれというオカンは私の母親と同い年、自分も母の仕送りで大学まで出してもらった。私は就職はしたものの酒は飲み倒して、結婚した時にも貯金はゼロ、私もいつも友達を家に連れて来て酒盛りをしていた。そしてずっと青い鳥よりも火の鳥を探して来たなぁ。 
 地方から出てきた人間が東京で暮らすということ、私は東京タワーは中学校の修学旅行で行き、二度目は東京に転勤になって暫くして東京の景色を眺めるために行った。確かにタワーの足許に墓地が見えたのを覚えている。
 やはりガンで亡くなる闘病のくだり、オカンが「死にゃあぇぇ...」と点滴針を抜く場面には、昨年、ガンで急逝した身近な二人、大学の友人Hと、中州の高木ママのことがだぶりました。苦しかっただろうね。
 こんな結局は母親を亡くしたという個人の話に何の意味があるのかという人もいるみたいだが、親子の情をストレートに書いたカタルシス、オカンに書いたレクイエムだと思う。
 リリー・フランキーさんのホームページはこちらから
 
  1. 2006/01/08(日) 23:35:13|
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